独り言英会話はアプリを使ったやり方で効果が劇的に変わります

ますます注目される学習法「独り言英会話」

 

本日は独り言英会話について

お話したいと思います。

 

独り言英会話は

非常に多くの方がおすすめする学習法です。

 

アマゾンでもベストセラーになっているベルさんの書籍

「英語が話せる人はやっている 魔法のイングリッシュルーティン」

でも取り上げられており、

ますますその学習法に注目が集まっています。

 

でも、ある時、次のような相談があったんですね。

つぶやく内容がいつも同じで成長しない

つぶやくネタが思いつかない

結局やっても話せるようにならなかった

 

話を伺ってみると、例えば

I’m hungry. (お腹が空いたな)

I’m tired today. (今日は疲れたなぁ)

 

いつも同じようなパターンになって

普段からつぶやくよう努力しても

結局何も変わらずやめてしまった

ということなんですね。

 

独り言英会話も戦略を練らずに

とりあえず取り組んでしまうと

時間の浪費で終わる可能性が

非常に高いです。

 

でも今日お話しする

あるアプリを使った方法で効果が

劇的に変わります。

 

独り言英会話で

よく陥りがちな失敗事例を

いくつかご紹介しつつ、

それらを解決するには

どうしたらよいか説明させていただきます。

 

なお、本日の記事は

次の書籍を参考に作成しています。

 

【こちらは動画解説です】

 

独り言英会話の陥りがちな失敗例

 

アプリを使った独り言英会話の説明の前に

まず、陥りがちな失敗事例を説明させていただきます。

 

陥りがちな失敗事例として、

代表的なものを3つご紹介します。

 

 

自分が言いたいことを練習していない

 

1つ目ですが

自分が言いたいことを練習していない

 

独り言英会話は

スピーキング力をアップさせるための

トレーニングですが

スピーキング力をアップさせるためには

自分が言いたいことを練習すべきです。

 

独り言英会話本、すなわち、

表現集を活用するのも良いのですが

それ以上に、実際の会話で

自分が話したいこと

話すであろうこと

を練習することが大事になります。

 

なぜなら、英語が話せない悩みは、

自分が言いたいことが口からスムーズに出ない

という悩みです。

 

ならば、

「自分が言いたいこと」を練習した方が

効率的であるのは言うまでもありません。

 

つぶやく内容がいつも同じ

 

2つ目は

つぶやく内容がいつも同じ

 

これも独り言英会話の「あるある」なのですが

つぶやく内容がいつも同じになる。

 

相談があった事例ですが

I’m hungry. (お腹が空いたな)

I’m tired today. (今日は疲れたなぁ)

I have to go to bed. (早く寝なきゃ)

のように、毎回似たような練習になってしまうのですね。

 

つまり、仮に「自分が言いたいこと」を

練習したとしても、

自分が既にスムーズに

英語で言えるものばかりつぶやいても

成長にはつながらない、

ということになります。

 

辞書で調べてせっかくつぶやけたのに翌日には忘れている

 

3つ目ですが

辞書で調べてせっかくつぶやけたのに翌日には忘れている

 

独り言英会話でやりがちなのが、

その場で言いっぱなしで終わる

ということです。

 

例えば

「あれ、これ英語で何て言うのかな?」

と分からなかったので、

辞書で調べて

「こうやって言うのか!」と

その場で何度か練習したとします。

 

でも、それで終わってしまうんです。

 

翌日にはもうすっかり忘れてしまっていて

独り言英会話が無駄に終わる、

というパターンです。

 

「何度も練習しましょう」

と言われるのですが、

具体的にどうやって何度も練習するのか

よく分からないというのが

独り言英会話の「あるある」だと思います。

 

アプリを使った独り言英会話

 

これらの問題を解決する方法を申し上げます。

 

まず、自分が言いたいことを練習します。

 

すると、「言えたこと」と「言えなかったこと」に分かれます。

 

「言えたこと」は本番の会話でも言えるので、さておき、

「言えなかったこと」について

日本語と英語を暗記アプリに入力して

瞬間英作文方式で毎日練習する

ということです。

 

日本語と英語については、

文章単位、単語単位のどちらでもOKです。

 

そして、アプリをご紹介しますと

暗記アプリ「AnkiDroid Flashcards」です。

 

この暗記アプリは

現時点で約88,000人の方が評価していて

評価は5点満点中、4.8点という良アプリです。

 

どうやってこのアプリを

独り言英会話に活用するのか?

 

やり方なのですが、

普段の仕事や生活、テレビを見たり

ネットニュース、本を読んだりする中で

「あれ?英語で何と言うんだろう?」

というものを英語でつぶやいてみます。

 

もちろん、やさしい日本語に言い換えて

それを英語に変換するテクニックを使ってもOKです。

 

すると

すぐに英語で言えたものと

「ちょっと分からないな」

というものに分かれると思います。

 

大事なのは、

独り言英会話で何度も練習すべきなのは

言いたくても言えなかったものです。

 

言えるものを練習しても

意味はないとは申しませんが

成長がないんですね。

 

いつまで経っても

同じようなフレーズばかり

つぶやくことになります。

 

言いたくても言えなかったものを

「あ~、言えなかったなあ」と

ほったらかしにするのではなくて

何度も練習していくことが大事です。

 

例を挙げてやり方を説明します。

 

例えば

「昨夜、緊急地震速報が鳴るのを聞いて怖かった」

を英語で言おうとして

口から出てこなかったとします。

 

英会話レッスンとか

雑談とかで出てきそうなセリフですが、

仮に、これをやさしい日本語に言い換えても

ちょっと難しいと感じたとします。

 

そうなったら、

ネットで英語でどう言うのか調べてみます。

 

今はネットを使えば、英作文も非常に楽です。

 

例えば

DMM英会話なんてuKnow?

というサイト等、結構使えます。

 

すると言い方は色々出てくるのですが

“I was scared to hear the beep of Earthquake Early Warning last night.”

と言えば良さそうだと分かりました。

 

鳴ることは”beep”

緊急地震速報は”Earthquake Early Warning”

怖かったは”be scared”

 

この辺りがわかれば

パッと言えそうだと分かります。

 

そしてここからが肝心です。

 

暗記アプリ「AnkiDroid Flashcards」にデータを打ち込みます。

 

これは表面と裏面に自分でデータを打ち込む

フラッシュカード形式となっています。

 

データ入力はスマホではなく

パソコンでやるのがおすすめなのですが

表面に日本語、裏面に英語を入力します。

 

そして入力したデータに基づいて

瞬間英作文方式で練習をしていきます。

 

日本語を見て

英語をパッと口から出していく練習です。

 

このケースでは日本語が意訳になっていて

瞬間英作文練習がしにくいので

「昨夜、緊急地震速報が鳴って怖かった。」

の下に

「私は、昨夜、緊急地震速報のビープ音を聞いて、怖かった」

と直訳を載せておくと

瞬間英作文方式の練習をしやすくなります。

 

ただ、慣用表現、例えば

“Please help yourself.”
(ご自由に召し上がってください)

“I made it.”(間に合ったぞ)

“It’s a piece of cake!”(楽勝だよ!)

 

こういった表現は

直訳すると分かりにくくなるので

そのままの日本語を見て

英語で発する練習をしていきましょう。

 

また、練習するネタを増やす方法として

海外ドラマ、映画もおすすめです。

 

海外ドラマ、映画について

英語字幕を表示させて視聴し、

実際に「自分が使いたい」「使えそうだ」

と思ったものをメモし、暗記アプリに入力しストックしていくと

ネイティブが使う表現をそのまま練習して

(英語表現を)増やしていくことができます。

 

なお、日本語を見ながら

口から英語を発する際は

話す内容、状況を頭の中で思い描く

映像化

ヴィジュアライゼーション」とも呼ばれていますが

これを意識します。

 

瞬間英作文においては

日本語は、

話す内容を思い浮かべるためのトリガー、きっかけにすぎない

ということです。

 

例えば、電車の中で

「女の子がカバンを落とした」

The girl dropped her bag.

と表現しますが、

目撃したのは

「女の子がカバンを落とした」という状況であって

そこには

女の子がカバンを落とした

という日本語は介在しません

 

状況、場面が

The girl dropped her bag.

を生み出したと言えます。

 

練習は、暗記アプリ

「AnkiDroid Flashcards」で行うのですが、

このアプリが優れているのは

エビングハウスの忘却曲線の理論から

記憶に必要な復習時期を自動計算し

忘れかけた頃に出題されるという点です。

 

エビングハウスの忘却曲線は

簡単に申し上げると、

覚えても翌日には7割近く忘れてしまう

というものです。

 

この暗記アプリにおいては、

忘却曲線を考慮して

覚えられたものは

出題頻度が下がり

答えられないものは毎日出題されます。

 

その管理をアプリが全部やってくれるわけです。

 

これは大学ノートのような

紙ではできない仕組みです。

 

しかもアプリなので

反復練習はいつでも好きな時に

隙間時間で行うことができます。

 

パソコン、タブレット、スマホで

全て簡単に同期化できますので

通勤時間はもちろんのこと

トイレやお風呂の時間

端末さえあれば

忘却曲線を考慮したトレーニングを毎日できます。

 

独り言英会話の欠点は

言いっぱなしで終わりがちという点です。

 

「何度も練習しましょう」

とよく言われるのですが

どうやって反復練習すればいいのか

具体的な説明がなかなか無いのです。

 

そこで、今回ご紹介した方法、

言いたくても言えなかったことを

自分で調べて暗記アプリに仕込んで

それを基に効率よく反復練習をしていけば

今まで言えなかったことが

どんどん言えるようになっていきます。

 

まとめ

 

独り言英会話についてまとめますと、

まず自分が言いたいことをつぶやいていく。

 

そして「言えたこと」と

「言えなかったこと」に分かれるので

言えなかったことについて

日本語と英語を暗記アプリに入力し

瞬間英作文方式で毎日練習する。

 

暗記アプリは

エビングハウスの忘却曲線が考慮された

暗記アプリ「AnkiDroid Flashcards」を用います。

 

最短で英語を話せるようになる3ステップ

 

英語を最短で話せる方法としては、

 

中学レベルの文法、単語の座学を終える。

 

②中学レベルの文法、単語を「理解している」から「使える」に

アクティベートしていくために瞬間英作文トレーニングを行う。

 

③瞬間英作文トレーニングで話す土台を作った後、

もしくは作りながら独り言英会話で言いたくても言えなかったことを

暗記アプリで言えるようにし、その数をどんどん増やしていく。

 

この3つのステップで、十分、話すスキルは身につきます。

 

是非あなたもこの3ステップで

英語で言いたいことを自由に言えるように

練習してみてください。

 

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