英語学習の習慣化を早く成功させるにはどうしたら良いのか

本日は、英語学習の習慣化についてお話します。

英語学習を成功させるには、「習慣化」が必須です。

しかし、裏を返せば、英語学習の習慣化が成功すれば、半ば目的は達成されたようなものです。

あとは、自分にとって弱点だと認識しているスキル(音声知覚、意味理解、文法の自動化、文章化、音声化)を伸ばすのに時間を費やすだけとなってくるからです。

しかしながら、この習慣化ができずに、英語学習を挫折してしまう方がほとんどです。

オンライン英会話のビズメイツが実施した英語学習の挫折に関する実態調査によると、英語学習経験のある社会人、約9割が「挫折したことがある」と回答。挫折までの期間「3ヵ月以内」が約8割という結果が出ています。

そこで、

1 そもそも、習慣化できているとはどういうことなのか
2 習慣化するにはどれくらい時間がかかるのか
3 早く習慣化を成功させるにはどうすればよいのか

について説明し、問題解決の方法を説明していきたいと思います。

 

そもそも、習慣化できているとはどういうことなのか

英語学習の習慣化のアドバイスとして見かけるのが、

・毎日、短時間でも勉強しよう
・毎日、英語で日記を書いてSNSで発信しよう
・毎日、オンライン英会話などアプトプットの場を作ろう

のようなものです。

残念ながら、これは解決方法とはなりえません。

どうしてかというと、英語学習者は、

・毎日、短時間の勉強をする「習慣化ができず悩んでいる」
・毎日、英語で日記を書く「習慣化ができず悩んでいる」
・オンライン英会話のレッスンの「習慣化ができず悩んでいる」

のであって、これらが実践できるようであれば、そもそも習慣化で悩んでいるわけがないからです。

習慣化ができるということは、無意識レベルで日々の生活の中で、行動、実践ができるということです。

習慣化とは、日常の決まりきった行いのこと、長い間そうすることによって、そうすることが、あたかもきまりのようになったことです。

例えば、

・朝起きて歯を磨く、顔を洗う
・(好きであれば)朝起きて コーヒーを飲む
・夜、シャワーを浴びる、お風呂に入る

のようなものです。

 

もっと言ってしまうと、日々の生活の中で「やらないと逆に気持ちが悪くなる」ような行動です。

ですから、英語学習について、日々の生活の中で「やらないと逆に気持ちが悪くなる」状態にならないと、習慣化ができたということにはならないわけですね。

 

習慣化するにはどれくらい時間がかかるのか

英語学習を習慣化をするには時間がかかります。

ロンドン大学のPhillippa Lallyという学者さんの研究では、平均66日という結果が出ています。

研究では、66日は平均であって、短いものだと18日、長いものだと254日かかっているとのことです。

(参考)
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/ejsp.674?deniedAccessCustomisedMessage=&userIsAuthenticated=false

目安として66日かかるとして、英語学習について当てはめて考えるとどうでしょうか。

英語学習については、学習時間のある程度の積み上げが必要です。

 

1日当たりの学習時間を30分にするのか、1時間にするのか、3時間にするのかにより、難易度が変わってきます。

ある大手英語コーチングスクールでは、日本の社会人が英語を話せるようになるために、英語学習の時間の目標を「1,000時間」に設定しています。

1日30分の学習であれば、習慣化のハードルは下がりますが、約2,000日かかる計算です。

1日1時間の学習であれば、約1,000日。

1日3時間の学習であれば、約333日。

自分が英語学習の習慣化のために、どれだけ時間を割けるかによって、そのハードルの高さは変わってくるわけです。

ですので、習慣化が66日でできるかというと、個人差もありますし、生活スタイルによっても変わってくると思います。

早く習慣化を成功させるにはどうすればよいのか

ビズメイツが実施した英語学習の挫折に関する実態調査では、ほとんどの方が3か月で挫折するとの結果が出ています。

ほとんどの方が3か月で挫折する背景には、学習の習慣化がうまく行っていないという事実があると思います。

習慣を形成するため、コツとしてはベイビーステップから始めることです。

 

最初は、1日1時間でも良いので英語学習を無意識レベルで実践できるようにして、徐々に時間を増やし負荷をかけていくやり方です。

人によっては1日1時間がきついということもあるかもしれません。

その場合は、1日30分でも良いでしょう

とにかく無意識レベルで学習できるようになることが肝心です。

まずは、1日24時間、1週間7日の中で、自分にとって最適な学習時間、場所を探り、探っていく中で、学習時間、場所を決定する。

そして、どうしても英語学習を軌道に乗せられない場合、学習をやったりやらなかったりを繰り返す場合、都度、解決策を考えることです。

また、学習にとりかかるハードルを下げる工夫も必要です。

・机に向かって
・分厚いテキストを開いて

やろうとすると、学習にとりかかるのが億劫です。

今の時代、ITが進んでいますので、スマホなどで学習できる仕組みを構築しておくと習慣化がしやすくなります

アプリで学習する仕組みを作っておけば、通勤時間中、お風呂の時間、トイレの時間などスキマ時間を活用することができます。

スキマ時間もかき集めると結構な学習時間になります。

電車に乗ったら、スマホのアプリでサッと取り掛かる。

タイパ(タイムパフォーマンス)重視の時代、時間をうまく活用できるようにしたいものです。

これらでも英語学習の習慣化ができなさそうだと感じた場合、人の力を借りることです。

今だと、英語コーチングスクールが多く設立されており、「モチベーションの低下」や「自己管理」に悩む英語学習者には好評のサービスとなっています。

 

英語コーチングでは、定期的にONE-ON-ONEでセッションを行い、普段学習している内容をチェックします。

これは、大学や高校の受験指導のスクール(塾)で、毎回の授業ごとにミニテストを実施するようなものです。

つまり、強制的にチェックする場を設け、学習をしなくてはならない環境を作るということです。

手前味噌ながら、私も2021年より、個人で英語学習伴走サービスという名称で、英語コーチングのサービスを提供しております。

クライアント様からは、「毎回のセッションがあるから、それに向けて学習しなくちゃいけないという気持ちになれる」と好評をいただいているサービスです。

英語学習は、野球やテニスといったスポーツ、ピアノなどの楽器演奏、ダイエット、筋トレと同じジャンルです。

 

習慣化ができず、やったりやらなかったりを繰り返していては、スキルは向上しません

やるのを止めると、試合でヘマをしたり、ピアノも弾けなくなったり、体重も増えたりと、アッという間に悪化していくものです。

それと同様、英語のスピーキング、リスニングのスキルも、学習期間が空いてしまうと、アッという間に落ちていきます

ですので、どうしても、英語学習の習慣化ができず、お悩みの方は、私の英語学習伴走サービスを検討してみてくださいね。

 

OSOの英語学習伴走サービス

 

~~~~~~~

英語学習者の大半の方が継続できず、3か月以内に挫折しているという実態があるのをご存知ですか?(ビズメイツ調べ2021)。

一人では継続が困難な英語学習をサポートさせていただいております。

・モチベーションの低下

・継続するための自己管理ができなかった

・英語の上達を感じることができなかった

等でお悩みの方は、ぜひ、OSOの英語学習伴走サービス(英語コーチング)をご検討ください。

 

外資系企業に現役で勤務、国内外ビジネス経験20年以上の英語コーチが提供するサービスです。

 

サービス内容については、下のURLをクリックしてみてください。

OSOの英語学習伴走サービス