【完全無料】TOEICや英検よりおすすめな履歴書に記載可能な英語試験とは?
本日は、「TOEICや英検よりおすすめな履歴書に記載可能な英語試験とは?」というテーマでお話します。
日本で英語学習と言うと、どうしてもTOEICや英検に流れる傾向がありますよね。
確かに企業で評価するモノサシとして、特にTOEICは重要視される傾向があります。
でも、実際には、TOEICスコアが高くても、現場に出てみると、全然話せない、さらに聞き取れもしない、という厳しい実態を聞きます。
現に私のクライアント様の中にも、TOEICスコアが900近くあっても、外資系企業の面接で全く英語が話せず不合格になってしまった方もいらっしゃいます。
ただ、TOEICや英検の勉強に「意味がない」とは申しません。
就職や転職の書類選考という観点で申し上げると、履歴書にTOEICスコアや英検の記載があった方が通りやすいという側面があるからです。
ボキャブラリーを覚えたり、英文読解を行うことで、英語の基礎力はついていくことでしょう。
しかしながら、第三者の一定の評価を受けるため、ということであれば、TOEICや英検でなくても良いわけです。
↓動画での解説はこちら↓
国際的な指標「CEFR(セファール)」に沿って評価してくれる英語試験とは?
そこで、外国語の習熟度や運用能力を測る国際的な指標「CEFR(セファール)」に沿って評価してくれるEF SETを紹介したいと思います。
公式サイトには、EF SET(EF標準英語テスト)とは、TOEFLやIELTSなどの標準テストと同じ高い技術標準を持つように設計された、無料オンライン英語テストです、とあります。
このEF SETは日本では知名度は低いかもしれませんが、転職を有利にするため、社内での評価を高めるため等、資格が欲しいということであれば、ぜひ受けてほしいと思います。
その理由を3つ述べていきます。
理由1 完全無料でいつでも何度でも受験可能
このEF SETを勧める最大の理由は受験料が無料だということです。
ネット環境があれば、自宅だろうが出先だろうが受けたいときに何度でも受験可能です。
一方、英検は1級で申し上げると、12,000円近くもします。
そして、TOEICは、7,800円近く。
なぜ、こんなに高いかと言うと、国の外郭団体が運営しているからだと思います。
英検は文部科学省、TOEICは経済産業省。
ちょっとうがった見方をすると、国が英語学習者から、うまいことお金を徴収するためにやっているんじゃないかと思ってしまいます(考えすぎかもしれませんが)。
一方、EF Education First社(本社スイス)が提供するEF SETは、ネットですべて完結。

公式サイトには『言語学習過程の第一歩である英語テストに金銭の障壁があるべきではありません。』とあります。
日本の英語試験の運営団体に対する皮肉とも取れそうですね(汗。
文科省のサイトでは「社会の急速なグローバル化の進展の中で、英語力の一層の充実は我が国にとって極めて重要な問題」と言っているのですから、ちょっと受験料を何とかしてほしいという気持ちがあります。
理由2 試験結果がCEFR(セファール)で判定される
試験結果は受験後にすぐに出ます。
EF SET Certificate™ (英語力証明書)を即時に入手、と公式サイトにも説明があります。
これは、「国際機関認定の英語力の証明書」として活用可能なものです。
受験者の英語力は、外国語の習熟度や運用能力を測る国際的な指標であるCEFR(セファール)そのままで評価されます。
TOEICや英検も、CEFR(セファール)で換算すると、B2ですとか、C1ですとか、言うことができますが、EF SETはでは、ズバリ、CEFR(セファール)の6段階で評価してくれます。
私が受験したときは、下の画像のようなイメージで評価されました(メールが来ます)。

理由3 LinkedInプロフィール、履歴書に記載可能
EF SETの試験結果は、外資系企業に入るための転職サイトと言ってもよい、ビジネスに特化したSNSであるLinkedInのプロフィールに記載可能です。
完全無料でありながら、履歴書に書ける資格でもあります。
EF SETは日本における認知度は低いものの、CEFR(セファール)で自分の英語力を説明できるものです。
外資系企業では、募集要項にCEFR(セファール)でB2以上といったように明記されているところもあります。
さらに、英語面接の前に、EF SETを受験させる企業もあります。
それくらい高く評価されている資格試験でもありますので、興味のある方はぜひ一度受けてみることをおすすめいたします。
資格取得は何のためかをはっきりさせた方がいい
各種英語試験について申し上げると、受験料が年々上がっていて、受験者の負担が大きすぎると思います。
英語関係に限りませんが、あなたが時間や労力をかけて資格を目指すのであれば、「何のため」をはっきりさせた方が良いです。
よほど意志が強く、目的意識がはっきりしていないと、学習は単調なものがあり非常に挫折しやすいからです。
単なる自己研鑽、好きでやっている、ということであれば、EF SETで「C2を目指す」のがお金がかからずコスパが良いと思います。
あと、試験はやはりテクニック的なものに流れやすいので、そういった試験勉強と並行して、実際のやりとりを想定した実践的な練習を積んでいくことが大事になってきます。
【本記事の動画も作成しました】
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英語学習者の大半の方が学習を継続できず、3か月以内に挫折しているという実態があるのをご存知ですか?(ビズメイツ調べ(2021))。
英語学習が挫折する理由ランキングトップ3は、
・モチベーションの低下
・継続するための自己管理ができなかった
・英語の上達を感じることができなかった
です(ビズメイツ調べ2021))。
現在、英語学習に関する情報は全てネット上で無料で手に入る時代です。
TOEIC対策はどうすればいいか、どの教材がおすすめなのか、音読やシャドーイングのやり方など、特に今は、Youtubeにおいて無料で優れた情報を手に入れることができます。
でも、これだけ学習する素材が無料で手に入る時代なのに、日本で英語学習に成功した方を見かけることはほとんどありません。
それには大きく、2つの理由があります。
①ネット上の情報量が膨大なため、自分に何が必要なのか分からず、適切な学習計画を作り、学習に取り組むことができない。
②「9割が自習」と言われる英語学習のモチベーションの低下を防ぐことができない。
そこで、これらの問題を解消すべく、私、英語学習メンターOSO(オーソー)は、英語学習伴走サービス(英語コーチング)を提供しています。
明朗会計、業界でも最安級のサービスをぜひ検討してみてください。
![【個人の英語コーチング】OSOの英語学習伴走サービス[外資系企業に現役で勤務、国内外ビジネス経験20年以上のコーチ]](http://englishmentor.info/wp-content/uploads/2021/09/OSOオーソーさんが3か月で-英語を話せる方法を教えます!-5.png)

