【個人の英語コーチング】東南アジア新規事業立上げのために英語を使いこなせるように[セッション紹介・2025年6月実施]

こんにちはOSOです。

今日は、OSOの英語学習伴走サービス(英語コーチング)のクライアント様とのセッション内容の紹介です。

※ 本記事は、クライアント様の許可を得たうえで作成しています。

 

今回は、東南アジアで新規事業立上げで活躍しているクライアント様とのセッションの紹介(2025年6月)です。

 

本社より東南アジアのある国へ駐在員として派遣されているクライアント様です。

英語圏への海外赴任ではないものの、現地語での会話ができないため、ある程度のコミュニケーションは英語で行うことが想定され、出国前に当方の英語コーチングに申込をなさって、1年半ほど継続してらっしゃいます。

海外での新規事業の立ち上げのため、業務がとにかく忙しく、継続して学習できるようにサポートをさせていただいています。

 

ビジネス英語に重点を置いた学習メニュー

この日のセッションにおいて実施したメニューは次のとおりです。

学習の目的は「業務でのコミュニケーションができるようになる」というもので、学習素材はビジネスに関連したもの、それから、クライアント様が興味のもてるもので構成しています。

1 BBC English at Work
英文をお見せし、日本語のニュアンスをおっしゃっていただく。

2 英会話ペラペラビジネス100(スピーキング)
順番をシャッフルし、10個、瞬間英作していただく。

3 フォレストガンプを使った瞬間英作文(スピーキング)
映画のセリフを瞬間英作文していただく。

4 Duo3.0を使った瞬間英作文(スピーキング)
順番をシャッフルし、5個、瞬間英作していただく。

5 日常会話で使いそうなセリフの瞬間英作文(スピーキング)
クライアント様が作成したセリフ集より、5個、瞬間英作していただく。

6 業務で必要になるであろうセリフの瞬間英作文(スピーキング)
クライアント様が作成したセリフ集より、15個、瞬間英作していただく。

7 リスニングのチェック(音声知覚・意味理解)
音声のみを流し、マンブリングを実演していただき、音声知覚、意味理解の感触をお伺いします。
この日はTOEICパート3の会話文

8 映画「フォレストガンプ」による音声知覚、意味理解の確認

英語コーチングのセッション紹介の記事で毎回お伝えしていますが、気をつけないといけないのは、それぞれの素材について、どのように取り組んでいくかです。

第二言語習得論に基づき、音声知覚、意味理解、文章化、文法の自動化などを目的意識をもって学習していただきます。

クライアント様には、初回セッション時に、下の絵を確認いただいて、その学習を何のためにやるのかを意識してもらうということですね。

 

BBC English at Work(英語のセリフの和訳)

BBC English at Work(https://www.bbc.co.uk/learningenglish/features/english-at-work)は、ビジネス英語を学びたい方には、かなりおすすめの学習素材です。

職場で実際に使われる英語表現(電話対応、会議、クレーム処理、プレゼンなど)が豊富に登場します。

BBCが作成しているので、使われている表現も安心して覚えられますし、主人公のAnnaが新しい職場で奮闘する様子を描くストーリー仕立てで、取り組みやすいです。

教材は動画付で、すべて「無料」なのもポイントです。

この日は、セリフをいくつかお見せし、すぐに理解できるかチェックしました。

BBC作成のビジネスで使える表現について、Ankiアプリを使って反復練習していただいています。

この日は特に問題なくクリアでした。

 

英会話ペラペラビジネス100(スピーキング)

「英会話ペラペラビジネス100」は、アルクから出版されている20年以上売れ続けているベストセラーです。

シチュエーション別に、型(構文、文法事項)を学んでいきますが、全部で100ユニットあり、それぞれのユニットごとに5個ずつ瞬間英作文練習できる英文が載っています。

私の英語コーチングでは、100ユニット×5文=500文を瞬間英作文方式で練習していただくことを推奨しています。

このテキストの優れている点は、小難しい専門用語やイディオムが収録されておらず、実際に現場で通用する(相手に理解してもらえる)セリフを練習できる点です。

アカデミックでネイティブが使うような、多くの学習者になじみのない表現はありません。

海外の大学院に留学するならまだしも、取り急ぎ、ビジネスで何とか対応せねばということであれば、このテキストの500セリフを覚えるだけで十分です。

実際のテストした例を見てみましょう。

TOEICスコアで言うと、「600点レベル」とテキストに記載されています。

この程度のセリフをスラスラ言えなければ、600点レベルの英語力はないということになります。

今回、クライアント様は、パーフェクトにこなしました。

 

フォレストガンプを使った瞬間英作文(スピーキング)

このクライアント様は、映画がお好きとのことで、フォレストガンプを使って、主にリスニング学習をしていただいています。

しかしながら、セリフを瞬間英作文方式で練習することも行っています。

自分が話せることは、聞き取りやすくなる効果もあるからです。

ただ映画なので、長期的なスパンで取り組むこととしています。

下は実際にセッションで使ったテストのものですが、セリフは序盤のものとなっています。

 

Duo3.0を使った瞬間英作文(スピーキング)

こちらは、有名な単語帳であるDuo3.0を使った瞬間英作文です。

通常、英語の文章を読んで意味を理解する、という学習になりがちですが、実際に英語を話す場合、英語を見ながら話すことはありません。

その場の状況、シチュエーションをトリガーに話すセリフが決まってくるわけですが、自主練習の際は、何もない状態で練習することは難しいです。

そのため、日本語をトリガーにして練習をする、そのための素材としてDuo3.0を活用しているわけです。

黄色の箇所は今回できなかったので、次回もテスト対象となりました。

 

日常会話で使いそうなセリフの瞬間英作文(スピーキング)

このクライアント様は、東南アジアの某国に住んでいますが、日常会話、というか、普段の生活の中で必要になりそうなセリフは、Ankiアプリ上でもカテゴリを作って練習していただいています。

話すという観点から、日本語をトリガーにした瞬間英作文になります。

素材自体はクライアント様が用意し、データ加工、Ankiへの登録は、私が対応しています。

今回のチェック事項は下のものです。

すべてクリアしました。

 

業務で必要になるであろうセリフの瞬間英作文(スピーキング)

海外に駐在員として働く際に、その業務で必要になるであろうセリフをクライアント様に作成していただき、それを瞬間英作文方式で毎日練習していただいています。

実際には、業務以外にも海外に住むにあたって「これは必要かな?」と思われるものも幅広に作成していただいていることから、バラエティ豊かな教材になってきています。

これがスピーキングのメインの学習となっており、厚めにチェックしています。

黄色の箇所は、再テストとなったものです。

リスニングのチェック(音声知覚・意味理解)

リスニング学習のうち、精聴精読に関しては、短い時間のもの、例えば30秒から1分程度の教材をおすすめしています。

クライアント様は、現地での英語によるコミュニケーションを重視されているので、TOEICのパート3を活用しています。

チェックの手法としては、TOEIC(LR)のように選択肢の中から正しいものを選ぶのではなく、音声のみを頼りに問題に対して口頭でお答えいただく形をとっています。

理由としては、選択肢から選ばせるやり方ですと、聞き取りができていなくても正解になってしまう可能性があるからです。

今回は、次のような音声を流して、問題にお答えいただきました。

 

選択肢がない状態ですと、TOEIC高得点保持者でも、意外に解けなくなります。

本当の意味でのリスニング力が問われるチェックとなっています。

映画「フォレストガンプ」による音声知覚、意味理解の確認

このクライアント様は映画がお好きとのことで、映画フォレストガンプを使ったリスニング学習をしていただいています。

映画はかなり早いスピードで話されるため、英語字幕を付けた状態で見ていただきます。

セッションでのチェックにおいては、範囲を絞り、Ankiアプリに登録済の場面から出題という形をとっています。

時間にして、1分程度の場面の抜粋ですが、何度も反復練習しているため、スムーズに聞き取りができるようになっています。

 

 

以上となりますが、私の英語コーチングサービスは、目標にあわせてカスタマイズされた学習メニュー、定期的なテスト(チェック、確認)により、クライアント様の学習成果が最大になるように設計されています。

 

別の記事でも触れていますが、

・大人数のZOOM会議に参加し作業報告会をもってコーチングと称している

・教材は指定のもの以外は受け付けない

・カリキュラムは全員同じ

といった英語コーチングサービスがあるようです。

 

正直、サービスのクオリティが低いと言わざるを得ないのですが、もし、本気で目標達成のために英語コーチングサービスをお探しの場合、当方のOSOの英語学習伴走サービスを検討してみてください。

 

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英語学習者の大半の方が学習を継続できず、3か月以内に挫折しているという実態があるのをご存知ですか?(ビズメイツ調べ(2021))。

 

英語学習が挫折する理由ランキングトップ3は、

・モチベーションの低下

・継続するための自己管理ができなかった

・英語の上達を感じることができなかった

です(ビズメイツ調べ2021))。

 

現在、英語学習に関する情報は全てネット上で無料で手に入る時代です。

 

TOEIC対策はどうすればいいか、どの教材がおすすめなのか、音読やシャドーイングのやり方など、特に今は、Youtubeにおいて無料で優れた情報を手に入れることができます。

 

でも、これだけ学習する素材が無料で手に入る時代なのに、日本で英語学習に成功した方を見かけることはほとんどありません。

 

それには大きく、2つの理由があります。

 

ネット上の情報量が膨大なため、自分に何が必要なのか分からず、適切な学習計画を作り、学習に取り組むことができない。

 

②「9割が自習」と言われる英語学習のモチベーションの低下を防ぐことができない。

 

そこで、これらの問題を解消すべく、私、英語学習メンターOSO(オーソー)は、英語学習伴走サービス(英語コーチング)を提供しています。

明朗会計、業界でも最安級のサービスをぜひ検討してみてください。

 

OSOの英語学習伴走サービス

 

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