シャドーイングの効果を上げるコツは「2種類のやり方」を使いこなすこと

 

英語学習で「シャドーイング」を

実践したことはありますか?

 

 

シャドーイングは、

元々は同時通訳育成のための

トレーニング方法として採用されていたものですが、

 

今や一般の英語学習者にも

広く知られるようになっています。

 

 

ですので、最近は

ブログやSNSにおいても

英語のシャドーイングについて

触れている投稿などを結構見かけます。

 

 

 

ところが、シャドーイングを実践している方で、

「何度やっても聞き取れないし、やるだけ無駄」

という論調で投稿されているのを見て

非常に残念に思いました。

 

 

なぜなら、シャドーイングは

負荷の高いトレーニングですが、

やり方さえ間違えなければ、

見返りの大きい学習法だからです。

 

 

なぜなら、シャドーイングは

やり方さえ間違えなければ、

英語を聞いたときに

その語順のまま直読直解ができるようになる

「英語体質」を頭の中に構築することができる

学習法だからです。

 

 

そのため、本日は、

『シャドーイングの効果を上げるコツは

「2種類のやり方」を使い分けること』

というテーマでお話したいと思います。

 

 

本日の記事をお読みになれば、

・シャドーイングはそもそも何のためにやるのか?

・シャドーイングには2種類のやり方があること

・シャドーイングの効果を最大限にするためのコツ

を知ることができます。

 

 

これにより、

英語を聞いたときに

英語の語順のまま直読直解ができるようになり、

いわば「英語体質」とも呼べる土台を

頭の中に構築することができます。

 

 

そして、英会話のスキルがあがることで、

家族ぐるみで付き合う外国人の友人を作ったり、

海外旅行で自由に英語を使って会話を楽しんだり、

会社の国際部署で6年も勤務できるように

なったりできますよ!

 

 

 

OSO

なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

 

 

そもそもシャドーイングは何のためにやるのか

 

シャドーイングだけに限らないのですが、

そのトレーニング方法により

どういった効果が得られるのか

目的を知っておく必要があります。

 

 

筋トレでもそうですが、

鍛える部位を意識して

トレーニングするのと

何も考えずに見よう見まねで

トレーニングするのとでは

効果には雲泥の差が生じるのです。

 

 

シャドーイングについて言えば、

目的は、

「音声知覚」と「意味理解」の力を高める、

ということを押さえておきましょう。

 

 

では、「音声知覚」と「意味理解」とは何か、

具体的には

下記の絵「リスニングの音声知覚と意味理解」で

説明しましょう。

 

 

上記の絵は、私たちが英語を聞いた後、

脳の中でどういうプロセスが発生するのか

説明したものです。

 

 

端的に申し上げると、

「英語を聞いて、理解する」というのは、

 

①「ヒーズウォーキングオンザストゥリー」と聞こえる。

②頭の中で“He is walking on the street.”と認識する。(音声知覚

③頭の中で、男性が通りを歩いているのが思い浮かぶ。(意味理解

 

というプロセスを経るということです。

 

 

※「リスニングの音声知覚と意味理解」の詳細は、

こちらの記事に書いてあります。

 

 

シャドーイングは

耳から入った英語の音声を聞き取り

頭の中ですばやく英文にし、

その英文の意味を正しく理解した上で

口から英語を発するという

非常に負荷の高いトレーニングなのです。

 

音読が、英語の文を出発点にしていることを考えると

いかにハードルが高いトレーニングか

ご理解いただけると思います。

 

 

 

実はシャドーイングには2種類のやり方がある

 

実はシャドーイングには、

プロソディー・シャドーイング

コンテンツ・シャドーイング

の2つのやり方があります。

 

プロソディ(prosody)とは、

「韻律(いんりつ)」とも日本語に訳されますが、

プロソディー・シャドーイングは、

要は「音」を意識してリピートするものです。

 

一方、コンテンツ(content)は

「内容」と日本語に訳されますが、

コンテンツ・シャドーイングは、

意味や内容を頭の中で思い浮かべながら

リピートするものです。

 

 

先ほど、シャドーイングの目的は、

「音声知覚」と「意味理解」の力を高める、

と申し上げましたが、

もう少し深堀りすると、

 

プロソディー・シャドーイングにより

「音声知覚」の自動化を目指す!

 

コンテンツ・シャドーイングにより

「意味理解」の自動化を目指す!

というのが正確な目的となります。

 

 

おすすめのシャドーイング教材は何か(素材の選び方)

 

シャドーイングは

負荷の高いトレーニングですので、

最初はうまく口が回らず、

音についていくので

精一杯になるかもしれません。

 

 

ですので、

英語のシャドーイングに使う教材としては

読めばすぐに理解できるレベルのものから

はじめるのがおすすめです。

 

 

それでも最初は、

文字を見ない状態で追いついていこうとすると

「あれっ!こんな難しかったっけ?」

と思われるはずです。

 

そこで、簡単なスクリプトでやろうとしても

「どうしても難しい」

そう思われる方は、

その教材を用いて

「音読」をやり込んでおくことを

おすすめします。

(音読のやり方についてはこちらの記事を参照)

 

 

「音声知覚」の力をアップさせるプロソディー・シャドーイング

 

英語のリスニングにおいては、

ただ単に聞くことではなく

聞いた後に内容を理解することでもなく、

聞きながら理解する」ことが必要となります。

 

英語を聞きながら、かつ、

内容を理解していくためには、

当然ですが、

「聞き取る」作業の負荷を下げる必要があります。

 

母国語である日本語の「聞き取り」には

ほとんど脳への負荷がないので、

話された内容の理解に意識を向けることが可能です。

 

ですが、これが英語になった瞬間、

脳の中における

「聞こえた音声」の「英文」への

変換の処理に時間がかかり

内容の理解にまで至らずに

相手の話がどんどん先に進んでしまうのです。

 

 

リスニングをするときの脳の中における

キャパシティ(物事を受け入れる能力)を

「脳内ワーキングメモリ」と言います。

 

先ほど示した絵で申し上げると、

「音声知覚」と「意味理解」の処理が

脳内ワーキングメモリを消費しながら

英語の音声を理解しようと努めるのです。

 

 

仮にシャドーイングをして、

音に追いつくのに必死で

全く理解が追いつかない場合、

脳内ワーキングメモリの使用状態は

下のようになります。

 

このような状態では

意味理解に脳を使用できていないので、

リスニングができたことにはなりません。

 

このため、

シャドーイングの第1段階目として、

音に意識を集中させ、

音声知覚がスムーズになるまで

トレーニングを繰り返します。

 

これが、

プロソディー・シャドーイング

ということになります。

 

このトレーニングを繰り返すことで、

脳内ワーキングメモリを意味理解の処理に

シフトできるようになります。

 

そのことを

「音声知覚の自動化」

と言います。

 

 

「意味理解」の力をアップさせるコンテンツ・シャドーイング

 

音声知覚の自動化が進むと、

脳内ワーキングメモリの使用状態は

下のようになります。

 

上の絵のような状態になってくると、

音声知覚の処理の負荷が減ってくるので、

徐々に英文の意味(情景)まで

頭の中に思い浮かべられるようになってきます。

 

このような段階に至ったら、

英語の音声を聞き取った後に

瞬時に内容まで把握できるように

コンテンツ・シャドーイングを行っていきます。

 

コンテンツ・シャドーイングは

「意味理解」の処理の

スピードアップを図るために行います。

 

コツとしては、

発話者本人になったつもりでやる

身ぶり手ぶりを交えながら感情を込めて話す

です。

 

これには理由があって、

感情を込めた方が

その英文のコンテンツ(内容、情景)を

頭の中でイメージしやすくなるからです。

 

 

このコンテンツ・シャドーイングを繰り返して、

音声知覚と意味理解の自動化が完成した教材については、

日本語を聞く感覚で聞こえるようになっているはずです。

 

 

そして、ひとつの教材を仕上げた後は、

・一文が長い英文を含むもの

・文法構造が複雑なもの

・語彙レベルが少し上がったもの

など、難易度を少しずつ上げて負荷を高めるようにしましょう。

 

 

 

【まとめ】プロソディー・シャドーイングとコンテンツ・シャドーイングで効率よくスキルアップしよう!

 

ここまで、シャドーイングについて、

効率的なやり方を説明してきました。

 

 

まずは、

英語の聞き取りを

プロソディー・シャドーイングで完璧にし、

 

そしてその後で、

コンテンツ・シャドーイングで

内容を即座に思い浮かべられるようにする、

 

という2ステップ方式で

その学習効果を最大限に引き上げることができます。

 

 

何も考えずに見よう見まねで

シャドーイングを実践するだけでは

効果的でないことはご理解いただけたかと思います。

 

 

これまでシャドーイングを

何となく繰り返していた方、

これからシャドーイングを

実践しようという方は、

今日の記事を参考に

戦略的にトレーニングを進めてみてくださいね(^^♪

 

 

英語を受け入れる体質が

徐々に出来上がってくるのを実感できますので!

 

 

さて、シャドーイングは聞こえてきた英語を

いかに正確に早く理解するかがポイントなのですが、

第二言語習得論では、実は

「インプット」として整理されています。

 

意外かもしれませんが、

シャドーイング、音読、リピーティングなどは、

厳密にはアウトプットではないのですね。

 

 

一方で、「アウトプット」については

第二言語習得論において、

自分が言いたいことを「言語表現」に変える

心的プロセス、と整理されています。

 

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【参考文献】

マンガでわかる 最速最短! 英語学習マップ
StudyHacker ENGLISH COMPANY (著)

英語学習2.0
岡田 祥吾 (著)

英語はもっと科学的に学習しよう
SLA(第二言語習得論)からみた効果的学習法とは
(白井恭弘著)