英語学習(勉強)のやる気を秒速で出す方法は脳科学に学べ!

 

「やらなくちゃいけないのは分かっている」

でも英語の勉強のやる気がどうしても出ない

 

誰しもこういった経験があると思います。

 

でも、これを繰り返すだけだと、

結局、英語難民、英語ジプシーとして

漂流してしまうわけです。

 

 

そこで、本日は、

『英語学習(勉強)のやる気を秒速で出す方法は

脳科学に学べ!』

というテーマでお話ししたいと思います。

 

 

実は、

人間の脳に「やる気」を司る部位がある

という事実をご存知でしょうか?

 

 

つまり、その部位を刺激してやれば、

「やる気」がどんどん湧いてきて

学習を効率よく進められるわけです。

 

 

今日の記事の内容を理解し、

実践していただければ、

計画的に学習に取り組めるようになります。

 

 

これにより、

ダラダラ過ごす無駄な時間を減らすことができ、

英語を話せるようになるまでの期間を

大幅に短縮することができます。

 

しかも、これは英語だけに限らず、

英語以外の学習、勉強にも応用できるものです。

 

OSO

なので、最後まで是非読んでみてくださいね!

 

 

こちらは解説動画です。

 

人間のやる気を生み出す脳の部位「〇〇〇」

 

英語学習のやる気を出すために

一体どうすればいいのか?

 

人間の脳の中にある

とある部位を活性化させると

やる気が出てくるのですが、

その部位は「側坐核(そくざかく)」と言います。

 

 

「側坐核(そくざかく)」は、

脳をリンゴに例えると、

脳のほぼ真ん中に左右一つずつある

ちょうどリンゴの種みたいな

ちっちゃな脳部位です。

 

ここの神経細胞が活動すれば

「やる気」が出てくるというカラクリです。

 

 

脳の部位「〇〇〇」を活性化させる方法

 

では、「側坐核(そくざかく)」を

どのように活性化させればよいでしょうか?

 

頭の中の非常に小さな部位なので、

当然、触ることはできません。

 

 

脳の研究で有名な東京大学の

池谷(いけがや)教授は

側坐核の神経細胞は厄介なことに

なかなか活動してくれない

とおっしゃっています。

 

この「側坐核(そくざかく)」をどうすれば

活性化させられるかというと

作業をやり始めると活動を始めるそうです。

 

 

なんだか逆説的な感じも受けるのですが、

やる気がない場合も、やり始めるしかない

ということなんですね。

 

 

ただ一度やり始めると、

やっているうちに側坐核(そくざかく)が活動して

集中力が高まって気分が乗ってくる。

 

 

一度やり始めて

どんどん気分が乗ってくる状況を

作業興奮」と

一般的には呼んでいるそうです。

 

 

この話でちょっと思い出したのが

私の学生時代の話です。

 

 

試験とか直前になって準備するタイプだったので、

期末テスト近くなっても勉強しない。

 

前日になっても、なかなかやる気が出なくて

ふと、自分の部屋の中を見ると

結構、汚かったんです。

 

 

それで、勉強始める前に

掃除しとこうかなと思って

掃除を始めたら

どんどん掃除がはかどって

結局、部屋の中は綺麗になりました。

(勉強はできなかったんですけどね(^-^;)

 

 

とにかく着手さえできれば、

うまいこと側坐核(そくざかく)が

活性化し作業が進むわけです。

 

「やる気ゼロ」の状態から最初の一歩をどう踏み出せばいいの?

 

ここまでの話を聞いて、

こう思う方いらっしゃると思うんです。

 

家でソファの上で

ごろんと寝そべってリラックスした状態から

どうやって最初の一歩を踏み出せばいいの?

 

例えば、こんな状態↓

 

一度やり始めれば

作業興奮で英語の勉強がはかどると

頭の中で分かっているのに

その「やり始め」ができない・・・

 

これ、なかなか難しいと思うんですよね。

 

頭の中では分かっているけど・・・

という状態からどう脱出するのか?

 

ここで、ひと工夫必要になってくるわけです。

 

英語学習(勉強)を始める前の「自分だけの儀式・アクション」を決める

 

「作業興奮」を発生させるために

最初の一歩をどう踏み出すべきか、

解決策としては

「条件反射」を活用します。

 

 

パブロフというロシアの方が

実験で発見した現象

パブロフの犬」という

言葉を聞いたことあると思います。

 

 

例えば、犬にですね、

ベルを鳴らしてエサを与えると

そのうちベルを鳴らしただけで

犬が唾液を分泌するようになる。

 

そういう実験結果ですね。

 

そこで、

「英語の勉強を始めよう」となったときに

例えば、毎回、手拍子してから開始する。

 

これは人によってやり方は違ってくると思います。

 

私は握りこぶしをギュッと作って

「やるぞ!」みたいな声を自分に掛ける。

 

あとは例えば「ナンバーワンポーズ」

一番のナンバーワンポーズとったりとか

 

とにかく自分を動かす、

勉強に向かわせるときの儀式というか

アクションを決めて

それを勉強を始める度にやると良いです。

 

とにかく着手さえできれば、

脳の中にある側坐核(そくざかく)を

活性化させられる。

 

なので、最初の一歩について

私たちは「犬」ではないですけれど、

条件反射を活用する。

 

これで日々の英語学習(勉強)を

コンスタントに続けられるようになります。

 

 

脳の仕組みを理解して英語学習に向かわせる!

 

ここまで、

 

・人間のやる気を生み出す脳の部位は

「側坐核(そくざかく)」であること

 

・「側坐核(そくざかく)」を活動させるには

とにかく英語学習をやり始めないといけないこと

 

・学習の最初の一歩を踏み出すために

条件反射を活用すること

 

を説明しました。

 

脳の仕組みを理解し、うまくコントロールして

英語学習に向かわせるということなんですね。

 

 

今日の内容を踏まえて

英語学習(勉強)に取り組んで行けば、

学習を継続、習慣化させることが

容易になってきますので

是非、試してみてくださいね!

(英語以外にも使えますよ(^^))

 

 

さて、せっかく引き出した「やる気」を

どのような学習に充てるのか。

 

ここが非常に大事なポイントです。

 

なんとなく良さげな教材を買って

漫然と取り組んでいくだけでは

英語を話せるようには

なかなかなっていきません。

 

 

現在、英語学習に関する情報は

全てネット上で無料で手に入る時代です。

 

英語学習法が出尽くしている今、

必要なのは新しい学習法ではなく

「自分に必要な素材、学習法を選択すること」

です。

 

そして、モチベーションをいかに維持するかです。

 

~~~~~~~

英語学習者の大半の方が継続できず、3か月以内に挫折しているという実態があるのをご存知ですか?(ビズメイツ調べ2021)。

一人では継続が困難な英語学習をサポートさせていただいております。

・モチベーションの低下

・継続するための自己管理ができなかった

・英語の上達を感じることができなかった

等でお悩みの方は、ぜひ、OSOの英語学習伴走サービス(英語コーチング)をご検討ください。

 

外資系企業に現役で勤務、国内外ビジネス経験20年以上の英語コーチが提供するサービスです。

 

サービス内容については、下のURLをクリックしてみてください。

OSOの英語学習伴走サービス

 

 

「海馬 脳は疲れない」池谷 裕二(著), 糸井 重里(著) 新潮文庫

「ビジネスNo.1理論(「勝ちグセ脳」をつくる3つの力) 」西田 一見(著), 西田 文郎(監修) 現代書林