昨日、基本的な家事の他にしたことは、次の四つでした。
①シーツの洗濯、乾燥
②年金について日本の年金事務所や区役所に問い合わせの電話
③食器の水切りラックの開梱、組立、設置
④ ③の空き箱を使って、文房具などの雑貨類を整頓
あと、嬉しいなぁと思うことがありました。
長くなります。
一昨日の朝、いつものように私と娘は、コンドミニアムのエントランスロビーのソファに座って、ミスターマニアムを待っていました。
ミスターマニアムはプライベートドライバーさんで、いつも銀色の軽自動車の後部座席に三人の子供を乗せて迎えに来てくれます。
娘は四人目、最後の子供です。
ミスターマニアムには「9時15分には下におりて待っていてね」と言われています。
道路が空いている時、実際、そのくらいの時間に迎えに来てくれたこともあります。
しかしながら、道路が混んでいると、9時40分くらいになることもあります。
それは仕方のないことです。
なので、車を待っている間、私は言語学習アプリDuolingoで英語の勉強をすることにしています。
娘にとっても、「これからママと離れて車に乗って学校へ行くんだ」という少し緊張している場面なので、自分が何かをするよりは、スマホの画面を一緒に眺めている方が気楽なようで、娘にとっては英語というより日本語の勉強になっている感じがします。
さて、一昨日、私はDuolingoで「飛び級チャレンジ」をしていました。
これがなかなか難しくて、3問間違えると、「飛び級はできません」となります。
「間違えないようにしなくっちゃ」と私はドキドキしながらDuolingoをやっていました。
すると、私の左隣りに座っていた娘が、「ママ、落ち着いて、大丈夫だよ」のようなことを言いながら、右手で私の背中を優しくさすってくれるではありませんか。
私は喜びながら、少し驚きました。
なぜかというと、私は娘にそのようなことを、特に意識して行っているつもりは全くないし、記憶も特にないからです。
このような行動を、この子はどこで覚えたんだろう。
私はあとで考えました。
学校かな。
でも、まだ三週間くらいしか通っていないのだから、行動が変容するには少し短すぎる気がする。
動画かな。
前に、ネットフリックスのこんまりさんの片付け動画で、アメリカ人の少女がインタビューに答えている時に、その隣りに座っていた彼女のお兄ちゃんが、彼女の背中をよしよししているのを、私は観たことがあったので、それを思い出していました。
この子も動画とかで、そういう場面を見たのかな。
それで、昨日の夕食後、娘に尋ねてみました。
「昨日の朝、ママがDuolingoやってる時、娘ちゃんママの背中をさすさすしてくれたでしょ、ママとっても嬉しかったの。娘ちゃんはそれをどこで覚えたの?学校で誰かがしてたの?動画で観たの?」
「パパがじいじにやってたの」
あぁなるほど、と私は思いました。
じいじというのが、夫の実のお父さんではなくて、私の父だということもすぐに分かりました。
私の父は既に80歳を超えていて、持病があり、もうほとんど家の外に出ることはなく、時々、息が苦しくなることもあるのです。
いつだか正確には分からないけれども、夫と娘が私の実家に行った時に、父の息が苦しくなったことがあり、夫が父の背中をさすって、娘はそれを見ていたのでしょう。
娘は夫の行動を記憶していて、一昨日の朝、私が少しナーバスになっていた時に、自然に同じようにしてくれたのでした。
私はしみじみと有り難く思いました。
優しい子に育ってくれている娘に感謝。
父の背中をさすってくれた夫に感謝。
あと、老いていく姿を示すことによって、人が生きていくっていうのはこういうことなんだよ~って、私達に教えてくれている父にも心から感謝です。
夫と私の、お父さん、お母さん、マレーシアに行く私達家族をあたたかく送り出してくれて、本当にありがとうございます。
近くにいられなくて申し訳ないけど、何か他の方法で親孝行できるように、私達がんばるからね。
以上、娘のとある行動が、海外の文化の影響によるものかと思ったら、全然そうじゃなかったというお話しでした!
今日は長くなってしまって時間がないので、英訳はさっそく割愛します(汗)
以上です。
ありがとうございました。