「英会話学習を継続させることがどうしてもできない。」
「成果が出る前に挫折してしまう。」
「一人で学習することに行き詰まりを感じている。」
あなたは、このような経験はお持ちではないでしょうか。
英会話学習は自習が9割と言われるように、意外に孤独な戦いです。
なので、いざ独学でやろうとしても、
なかなか英語の勉強が続かないんですね。
例えば、「英会話学習やるぞ!」と決意をして参考書を買っても、
・仕事から帰って、テレビをつけて何となく見てしまう
・今日は疲れているので明日やればいいやとなる
・机に向かっても、スマホをいじり出してSNSをやってしまう
という具合にです。
では、英語学習のモチベーションを維持し
継続していくにはどうしたら良いのか。
英語学習を継続させるコツは、
結論を先に申し上げると「環境」を変えることです。
ただ、これを聞いて
「あぁ、環境変えればいいのね。」
と思われるかもしれません。
ところが「環境」を変えられる人って
実に少ないんです。
それは何故かと言うと、具体的に
・何を変えればいいのか分からない
・どう変えたらいいのか分からない
ことが多いからです。
そこで、本日は、
・なぜ、英語の勉強が続かないのか
・あなたの環境を変えるにはどうしたらよいか
について、説明して参りますので、
最後まで読んでみてくださいね。
あなたの英会話学習の継続に必ずお役に立ちますので!
どうして人は英語の勉強を続けることができないのか
ハーバード大学の経営大学院の名誉教授の
ジェラルド・ザルトマン氏は次の趣旨のことを言っています。
・人間は、自分自身の意識、行動の5%しか認識していない。
・残る95%は無意識のうちに行われている。
例えば、朝起きたら、歯を磨いて、顔を洗って
朝ごはんを食べる。
スーツに着替えたら、家を出て電車に乗る。
そして、会社についたら仕事をして、
仕事が終わったら帰りに定食屋で晩御飯を食べる。
その後、コンビニでビール、おつまみを買って
家に着く。
そして、テレビをつけて、晩酌しながら
スマホをチェックして、ゆっくりくつろいで、
お風呂に入ってベッドに入る。
この1日の過程は、いちいち判断、決断をしている
わけではなく、「習慣」として無意識に行われています。
どうして人は英語の勉強を続けられないかと言うと、
人間って、無意識の「習慣」によって
ガチガチに固められているということなんですね。
95%の無意識に、いきなり、
英語学習を投入しようとしても
土台無理な話なわけです。
ですから、冒頭申し上げたように、
「英会話学習やるぞ!」と決意をして参考書を買っても、
・仕事から帰って、テレビをつけて何となく見てしまう
・今日は疲れているので明日やればいいやとなる
・机に向かっても、スマホをいじり出してSNSをやってしまう
と、「あ~、またやってしまった」いう状態になるのです。
英語の勉強が続かない理由は、
この無意識でやってしまう「習慣」なんです。
そして、この一度染みついた95%の
「習慣」を変えるというのは極めて困難なのです。
でも、学習の習慣化、継続さえできれば、英会話のスキルもアップし、
・外国人と気軽に会って、スモールトーク(世間話)を楽しんだり
・海外旅行も自分で手配してふらっと行ったり
・仕事でも自信を持って国際部署で働いたり
できるようになります。
さらに、一度身についた学習習慣は、英会話以外の勉強にも役立ちます。
大前研一さんの言う人生を変えるために必要な3つのこと
YOUTUBEや書籍などで、
人が成功したストーリーに触れたり、
挫折を乗り越えた話を聞くと、
自分にもできるのではないか・・・
と勇気をもらったり、そのサクセススト-リーを
自分でも実現しようと意気込みます。
自分が成功してインフルエンサーになることまで
考える方もいるかもしれませんね。
人生観を変えるようなストーリーは心が動かされますし、
魂が震え、感情が高ぶるものです。
でも、コンサルタントの権威でもある大前研一さんは、
(人が変わろうとするときに)最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ
とおっしゃっています。
決意だけではダメで、決意した後にどうすべきか。
決意した後に「環境」を変えることが大事なのです。
残念ながら、インフルエンサーの話を聞いて
意気込んだとしても、「環境」を変えない限り
それは長続きしないものです。
言うなれば、「感動」は、
レッドブルのような栄養ドリンク的な効果なのです。
そして、大前研一さんは、
「人が変わる方法はたった3つしかない」
と言っています。
それは、
1.住む場所を変える。
2.時間配分を変える。
3.付きあう人を変える。
の3つです。
これらは「決意」ではなく、
その人の「環境」とも言えます。
住む場所を変える
1番目の住む場所を変えるのは、
英会話習得の観点からは、
例えば、留学して海外に住むことが考えられます。
でも、なかなか難しいと思います。
できる人はいいのですが・・・簡単ではないですよね。
時間配分を変える
一方、2番目の時間配分については、変える余地があります。
時間配分で言えば、例えば、
生活サイクルを見直すということですね。
私の場合は、朝早く起きて出勤前に勉強するとか、
仕事から家に帰る前にネットカフェで集中して学習するとか、
1週間単位で、1日24時間の時間配分を見直すとかしました。
生活サイクルの時間配分を変えることで、
それまでの思考パターンや習慣に
大きな影響を与える事が出来るので、
新しい習慣を受け入れやすくなるということです。
付きあう人を変える
3番目の付きあう人を変える。
実は、これがめちゃめちゃ重要です。
人間からの影響というのは非常にデカい。
「朱に交われば赤くなる」という言葉のとおり、
関わる人、すなわち、環境によって
良くも悪くもなるというたとえがあるくらいです。
ここで、あなたに想像してほしいのですが・・・
ここ最近3か月で最も多く時間を過ごした5人の人を
思い浮かべてください。
仲の良い人ではなくて、最も触れ合う時間が長い人です。
そして、思い浮かべた5人の「平均」が
実は「最近のあなた」ということになります。
「平均」は、収入、考え方、性格、その他すべてです。
この5人の人たちは、妻や恋人ではないかもしれません。
仕事で一緒にいる時間が長いだけで嫌いな人もいるかもしれません。
でも残念なことに、あなたの構成しているものすべてが
5人から影響を受けて成り立っているのです。
この考え方は、コカ・コーラやIBMなどの世界的企業を
コンサルしてきたジム・ローン氏が主張しているものです。
そんな馬鹿な、と思われるかもしれませんが、
何かしら思い当たる節があるのではないでしょうか。
細かい話かもしれませんが、
飲み好きな上司がいると、妙にお酒に詳しくなったりとか、
特徴のある話し方をする人を話を聞いていて
なんとなく話口調がうつってしまったりとか。
人間って、周囲で生活する人から知らぬ間に影響を受け、
徐々に変化していくものなのです。
そして、英会話学習を継続させる観点からは、
「教えるプロ」と接する時間を多くもつことが大事です。
可能な限り、その人と関わる時間を多くします。
あなたの生活に、その人が登場する機会を増やすんです。
そして、先ほど述べた「生活で密接に触れ合う 5 人」
にその人を入れちゃうんです。
その結果、あなたに入ってくる情報の質が変わってくるのです。
私はダイエットをするときに、
コンサルを活用しました(ライザップではありません)。
日々、情報のやりとりをして影響を受けることで、
ダイエットを成功させるマインドに変わりました。
おかげで、72キロから59キロ(身長は170cm)まで10か月で減らし、
未だリバウンドは起きていません。
マインドが変わることで、
体重が増えない食生活、適切な筋トレを
継続できているからです。
最もやってはいけないことは、
惰性で毎日を過ごし、
だらだらとテレビや YouTube、SNSで
適当な情報を入れ続けることです。
【まとめ】習慣を変えるには「普段から縁する人」を変える
「今度こそ!」と決意しても、
結局、英語学習が続かない。
これに対して
英語の勉強を継続させるコツは、
「環境」を変えて、自分を強制的に変化させることです。
言い換えれば、
あなたがあなた自身を変えるには、
「新たな決意」をした後、
あなたの取り巻く「環境」を変えていくことが
重要だということです。
環境を変えていくために、
大前研一さんの
1.住む場所を変える。
2.時間配分を変える。
3.付きあう人を変える。
のアドバイスのお話をさせていただきました。
1番目の住む場所については、
留学が一番なのですが、
なかなか難しいですよね。
そこで、3番目の「付きあう人」
すなわち「普段から縁する人」に
注意してみてください。
「普段から縁する人」を変えていくことで、
生活のリズムにも変化が生まれ、
2番目の時間配分にも影響を与え、
習慣を変えていくことが容易になります。
「普段から縁する人」を意識して変えていくだけで、
その影響力に大きく驚くことになるでしょう。
~~~~~~~
英語学習者の大半の方が継続できず、3か月以内に挫折しているという実態があるのをご存知ですか?(ビズメイツ調べ2021)。
一人では継続が困難な英語学習をサポートさせていただいております。
・モチベーションの低下
・継続するための自己管理ができなかった
・英語の上達を感じることができなかった
等でお悩みの方は、ぜひ、OSOの英語学習伴走サービス(英語コーチング)をご検討ください。
外資系企業に現役で勤務、国内外ビジネス経験20年以上の英語コーチが提供するサービスです。
サービス内容については、下のURLをクリックしてみてください。